黒文字:開業当初の文章
赤文字:2024年の追記でございます
私たちがPIPSを立ち上げた、
一番の想いとビジョンをここで明記させて頂きます。
大変長くなりますが、ご興味をお持ちいただけましたら
ぜひお目通し頂けますと幸いでございます。
まず、一番の想いですが、
保護犬を救いたい。無くしたい。
あわせて、犬と関わる人もwinwinの
犬も人も幸せ。と感じられる空間、時間、モノを提供したいと思っております。
そのために。
保護犬を知らない人たちへ
保護犬の存在についての認知を広げたいと思っております。
また知ってはいても、保護犬は汚い。可愛くない。世話が大変そう。
そんな間違ったイメージをすべて払拭し、
本当の保護犬の愛おしさ。偉大さ。を広めます。
知ることで幸せになるのは犬だけでなく、人もです。
現に私は日々幸せを犬から頂いてます。
イメージが先行することが多い世の中。
少し入り口を変えるだけで結果は大きく変わると信じています。
ターゲット層を広げることで、保護犬の譲渡率100%を目指し、
ペットショップでの生体販売がなくなることを目標にしております。
そのターゲット層(下記①)の確保だけでは譲渡率100%、
生体販売がなくなる。は、難しいことも重々承知の上で、
常に下記の計画は試行錯誤して参りますので、
今、現在(2023年6月)のビジョンとしてご覧ください。
あわせて、現在取り組んでいる写真、グッズ販売の本当の意図は、
下記計画の①のとおりでございます。
売上につきましては、すべて保護活動に充当しております。
私たちの計画
①「おしゃれ・スタイリッシュ」というイメージから
写真やグッズを中心に認知を広げ、
今まで保護犬という存在に触れなかた人たちと出逢い、
私たちが保護活動をしているということを知ってもらい、
保護犬の実態についての認知を広める。
あわせて私たちの提供するサービスでご家族様に幸せを感じていただく。
《2023年-》
②沖縄で今までにない新しい視点での保護犬譲渡会を実行。
(詳細は2024年上旬を目処に発表いたします)
沖縄のご賛同いただける団体さまを招待し、
より多くの里親さまとの出逢いのキッカケをつくる。
→県での保護活動への一体感を高め、より多くの縁の繋がりを目指す。
《2024年-》
※2024.5.21追記:他の企業様によって開催が決定し参加致します。
③犬と一緒に来ることができるカフェ、ドッグランが併設。
ただ一緒に来るだけでなく、ノーリードでも楽しんでいただけるような仕組みの構築。
現状沖縄にはない施設、かつ手軽に来ていただける場所を目標とします。
人も犬も食事を楽しみ、自然を楽しめる施設に。
→ここでも保護犬を知らない層をターゲットに認知拡大を目指します。
もちろん一般のお客様も楽しんでいただける空間づくりを構築します。
《2025年-》
④上記③に併設して、保護犬が家庭のような環境で
リラックスして過ごせる施設、ハウス型シェルターを建設。
いかに、保護犬が愛情深く、とびっきりの表情で
家族として迎えた時に楽しめるかを感じていただける環境の用意。
【想定保護数:施設内常時10頭程度】
「ハウス型かつ多頭数受け入れできる環境にこだわる」
理由:現状沖縄には保護犬ハウスと呼ばれるものも
多頭数受け入れるようなシェルターと呼ばれるものも存在します。
今沖縄に求められることは、
あまりにも多い保護犬を迎え入れる環境をつくること。
そして保護犬の間違ったイメージを払拭し家庭犬として幸せになってもらう環境をつくること。
そう認識しております。その2つを両立するために、
より家庭的な環境をつくることで、
新たな家族のもとでより早く馴染んでもらい、
会いにきた方にもより家庭に馴染む姿を想像して頂きやすくします。
そして完全な殺処分ゼロを実現するためにより多くの保護犬を救うための施設を目指します。
この両立は決して難しいことではないと考えております。
《2025年-》
※追記:2024年3月より預かりボランティアさんが募ってくださり、
人との暮らし、愛を直接的に教えられる環境ができましたが
変わらず上記を目標に進めて参ります。
⑤保護頭数を増やすため、増築。
同じ場所ではなく、新たな、家、パートナーと一緒に
変わらず1頭1頭に真摯に愛情を持って里親さまを探せる環境を構築。
→方法については検討中。
《2026年-》
※追記:預かりボランティアさんというカタチでの
お力添えがあり、保護頭数が拡大でき、
理想的な環境ができているため、
こちらは預かり環境の向上、安定を目指す方向に変更
⑥上記③の施設をさらに幅広く人も犬も楽しめる、
新しい発想の施設へと改築。
《2028年-》
これらが2023年現在から5年間のビジョン、計画です。
計画通り進んだ暁には、沖縄での殺処分を完全にゼロにしたうえで
生体販売がなくなることを目指します。
それ以降についても想うこと、考えることは沢山あります。
ですが、時代は常に流れ、動き続けます。
常に、アンテナを張り巡らせ
より良い保護活動のためにできることを
考え、行動し、協力し、尽力して参ります。
ただ全てを実行するには、正直な話、あまりにも資金が足りません。
保護犬を、きちんとした環境で送り出すためにも
医療費、食事代等々、莫大な費用がかかります。
写真、グッズの売り上げはすべて保護活動へと充当しておりますが、
全くと言って良いほど売上金だけでは、必要経費が賄えない想定です。
写真、グッズ売上で想定している費用は
保護犬の食費、できれば医療費程度です。
計画で言えば、写真グッズ自体の認知も広めたいため、
その活動費用もかかって参ります。
しかし、トイレ、トリミング、運動。
その他ケージを揃えたり環境を整えるための必要事項が沢山ございます。
最優先として保護犬の環境づくりとしてご支援頂いたものは活用したいと存じます。
保護犬の現状を知ればあまりにも大きな計画であり、
馬鹿げた夢と揶揄されるかも知れませんが、
たとえ計画より少し遅れてでも。
みなさまのご協力のもとスムーズに進めることができれば、最速で進み続け、
私たちは必ず計画を行動へと移し、
まずは殺処分ゼロ・犬猫生体販売ゼロの沖縄を目指します。
また方法につきましてはまだまだ検討中でございますが、
以降のビジョンや現ビジョンの結果に関しましては、
年度毎や、計画実行時、随時ご報告を予定しております。
どうか、お気持ちばかりでもご支援を頂けますと幸いでございます。
ここまでご拝読いただきまして、心より感謝申し上げます。
PIPS 代表
松尾 真弘